トップページ >> 調査部(X線調査) >> コンクリート内部調査
既設コンクリート構造物の修繕、改築、保守に、目に見えないコンクリート内部の状(空洞、配管、配筋、巻厚など)が把握できる調査です。
電磁波を放射 一般のレーダと同様に、アンテナから電磁波をコンクリート表面に向けて放射すると、内部に浸透した電磁波は、コンクリートと電気的性質の異なる鉄筋、空洞などから反射されます。この反射電磁波は再びアンテナで受信されます。
測定カブリ厚は鉄筋径6mm以上で、5〜200mmの範囲で測定可能です。また、水平ピッチの分解能力はカブリ厚60mm、鉄筋径10mm以上で80mm以上のピッチを識別します。
電磁波が放射されてから対象物で反射されて再びアンテナで受信されるまでの時間と、アンテナの移動距離情報から、対象物の存在をコンピュータ処理により断面図で表示します。